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過去公演

第19回公演

母・オン・ザ・ム~ン

2015年3月18日~3月22日  下北沢「劇」小劇場

『お母さんは、月に帰ります。』
満月がぽっかりと浮かんだある春の夜、母は空を見上げながらそう言った。
翌日、母は「月の使者」と名乗りやってきた二人と奇妙な共同生活を始め、しばらくしていなくなった。
部屋でみつけた一冊の天体観測ノート。
そこには、子供たちの誰もが知らなかった、父と母の物語がつづられていた・・・。
らちゃかんが、ちょっぴりお伽話テイストでお送りする、少し不思議な家族の物語。

「母・オン・ザ・ム~ン」写真館
今回の劇場はここ「劇」小劇場でありました。
藤田先生が血反吐を吐いて書いた魂の脚本です。
敏腕スタッフたちによって、舞台が仕込まれていきます。
楽屋は、制作さんの計らいで、ケータリングが充実!
男優陣のゴミ溜めのような鏡前。
それに比べて、整理された女優陣の鏡前。
ジジババばかりの座組で癒してくれたプラカラの3人組!
主役のみづき ビフォー・アフターなツーショット!
見よ!あんちゃんの悩殺スマイル!
ミクは楽屋でこのおじさんをいじりまくっていました。
セットの仕込みを見つめる仲良しの二人。
衣装や小道具は古い感じを出す為に加工がされていました。
こんな塗料が使われました。
こんな感じで汚していきます。
平介がつづったノートも、年代感を出す為にあえて汚します。
セットに飾る標語。これは、舞監さんから役者達へのメッセージでもあります。
まだまだあります。役者に向けた戒めのセット。
月に向けられた望遠鏡。
レンズを覗くと・・・
こんな悪ふざけのイタズラが!
悪ふざけのセット第二弾。名前にご注目!
かわいい暖簾
月の照明器具と、平介の日記。
日常を演出する小物。
コチラにも小物の数々。
テーブルには、ムーンライトクッキーとお茶。
これらが組み合わさって、こんなお部屋に♪
過去へ戻るときのスイッチ的役割にもなった月型照明。
本物の竹を仕込んだ外景
素敵な縁側的玄関
組み合わさって、こんな和室ができあがりました♪
そしてこれが、舞台セットの全景!今回も素敵な舞台セットでした♪
開場前の様子を覗いてみましょう。
ただ今、演出からのダメ出しの真っ最中
それを子ウサギのように聞きいる役者たち。
ダメ出しから逃げて、二階のブースにお邪魔してみましょう。
音響の源田さん。エロゲーに夢中です♪
ブース席から見た舞台。一人だけ気づいてピースしてる子がいますよ。
間もなく受付開始。準備をする上野さんと丸山さん。
今回は受付で活躍の市田ヲサム。
受付テーブル。これからチケットが並びます。
本番前の気合入れ風景。数分後にはお出迎えです。
開場一分前!。役者たちは楽屋に待機です。
一階の楽屋から、この階段を通って二階の舞台へ向かいます。
舞台監督さんが待機する場所を抜けて・・・
狭い狭い上手へ抜ける通路をぬけていきます。
さあ、お待たせしました。開演です♪写真館・高速ダイジェスト、スタートです!
「優介おじちゃん、来たよー♪」「琴ちゃん、大きくなったね」
雨のなかやってきた平介の家族。
「ねえ、お母さんどんな様子だったの?」
ある日、突然の告白を始める母。「お母さんお姫様だって言ったらどうする?」
おかあさん月へ帰らなくっちゃ。
やべえ。母さんボケちゃったのか?
次の日、母さんの予告通り、本当に月からやってきた使者たち。
優介を子分にしたいと目論んでいるユエ。
一日遅れて、ただのおっさん使者・タナカも登場。
泊まり込んでみづきを見張る、やっかい者の使者三人組
ハゲあがった中年の号泣がみられるのは、らちゃかんだけ!
何なんだよこのおじさん・・・
ついに笑いが耐えられなくなった優介(笑)
兄貴、知ってたか?母さんと父さんのこと。
平介に連れてこられたみづき。「なんであんな竹の中にいたの?」
地球の家に戸惑いつつも興味が尽きないみづき。
鈴登場。「何?かわいいから連れてきちゃったの?」
「え・・・本当に月からきたの?」
一緒にくらすことになるみづき。「よろしくお願いします」
平介が一人ではなくなったのを見届け、嫁に行く鈴。
みづきと二人暮らしを始めた平介の元に、若き日の(?)月の使者が登場!
そしてカグヤ姫登場。
わらわはみづきを迎えにきた。
「あたしが話してるんだから静かにしろボケ」
みづきは置いていく。だが、いずれ迎えに来る。ご容赦を。
両親の珍奇な過去が書かれた日記を読みふける優介。
四十年を経てもうすぐ月に帰ってしまう。とても受け入れられない優介。
もうすぐ母さんは、記憶もなくなってしまうのだ。
おれ・・・全然知らなかったんですね、母の事。
そんなもんじゃない?家族でも所詮他人。全部知ろうわかろうだなんて無理な話だわ。
とうとう記憶もなくなっていくみづき。
必死で事実を受け入れようとあがく優介。
「いいカッパじゃん。」
みづきが去った後、手紙を見つける優介。
その手紙を読み上げる琴。
「ばばあはそれはもう幸せでした」「ばばあじゃなくて、ばあばね」
壮介たちが帰った後、若き日の父親を思い浮かべる優介。
妊婦のみづき。お腹には壮介の命が。
月を眺める父と母。「みづきさん。月がきれいですね。」「わたしもそう思っていたところです。」
そしてまた、日記を書きつづる平介。
以上、高速ダイジェストでした!
物語の後日談 暴れる春奈。遺産は私のもんじゃあ!
後日談その2 壮介、春奈に後ろからそっとハグ。これで仲直り。
後日談その3 ユエはうさ耳を失くしてしまいました
後日談その4 優介さん、立派なモノをお持ちです(下ネタ)
後日談その5 琴はスマイルが上手になりました
一家集合写真
若い平介・みづきと、未来の子ども達の、夢の親子写真
壮介親子
カグヤとみづき親子
月では幼馴染だった4人 月の町三丁目子ども会
三丁目子ども会40年後。タナカは子どものころからちょっと馴染めてなかったんですね。
月を指さすみづき
四十年前も月を指さすみづき
みづきと平介と子どもたち・ビフォー
アフター!みづきはすっかり変わりました。
無事、千秋楽前を迎えた舞台。
そして終演。4時間後にはセットをすべて撤去完了です。
それでは最後に、登場人物たちの紹介です!
優介 藤田秀明
母親となったみづき 成瀬まさみ
優介の兄・壮介 綱川敦
壮介の妻・春奈 影山美香
壮介と春奈の娘・琴 高田杏奈
月の使者・ルナ 永峰あや
月の使者・ユエ 星奈美玖
月の使者タナカ 高野ちん太郎
四十年前のみづき 橋本ゆりあ
四十年前の父親・平介 三浦ヤスタカ
平介の幼馴染・鈴 中島つづみ
みづきの母・かぐや姫 荒井志乃
以上、写真館、終了で~~す!

■CAST

【みづき(母さん)】成瀬まさみ 【優介】藤田秀明 【かぐや姫】荒井志乃
【タナカ】高野ちん太郎 【すず】中島つづみ 【平介】三浦ヤスタカ
【ルナ】永峰あや【壮介】綱川敦 【春奈】影山美香
【みづき(43年前)】橋本ゆりあ(+tic color)
【ユエ】星奈未玖(+tic color) 【琴】高田杏奈(+tic color)

■STAFF

作・藤田 英明 演出・荒井 志乃
舞台監督・米野 直樹 舞台美術・米野 直樹 照明・木下 尚己 音響・源田和樹 宣伝美術・髙野ちん太郎 撮影・上野 紘史郎 制作・上野 蓉子 丸山 沙緒里 製作・らちゃかん

※パソコンで見ると、公演のスライド写真もご覧頂けます。

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