第18回公演
カムバック!矢板のガールズ♪
2014年9月10日~9月14日 下北沢小劇場B1
1994年、夏。
秋葉原が自作パソコンのパーツ街だったアイドル暗黒時代。
東京から130キロ離れた栃木県矢板市に、一組のアイドルが産声をあげた!
それから20年が経った2014年、夏。
失意の中、1人故郷に戻ってきた元アイドルが、母の一言、マネージャーの暴挙、 さらには所属事務所への宣戦布告によって、グループの再結成をすることに。
崖っぷちの彼女は、再起を果たすことができるのか?
ゲストに現役アイドルの+tic colorを迎え、らちゃかんメンバーも大暴れ!
万年中堅劇団が送る、青春と郷愁のお茶の間コメディ♪
「カムバック!矢板のガールズ♪」写真集!下北沢の小劇場B1にて、らちゃかん初の下北沢進出公演です。
下北沢のそこかしこにある本多劇場グループ掲示板に、らちゃかんのチラシを貼って頂きました♪
今回は、栃木県矢板市の、アイドルを目指す3人の少女たちの物語。写真館もこの3人を中心にお贈りいたします♪
左から、高校時代の友香、絵梨香、小夜香。
現役アイドル・+tic color(左から星奈未玖ちゃん、高田杏奈ちゃん、橋本ゆりあちゃん)に出演して、演じてもらいました!
さすがはリアル現役アイドル。マイクをもつとライブのパフォーマンスが始まってしまいます。
「ちょっと新人!マイク貸しなさい!うちのグループで本当のリーダーは私よ!」
「待てー!そもそも喋り担当は私よ!」なんだか三つ子の姉妹のように仲のいい三人です。
そんな3人の20年後を演じるのは、左かららちゃかんメンバー・浜田えみこ、永峰あや、影山美香。
さっきの3人に比べると痛々しく見えてしまう、現役30代の女優たちです(爆)
現役アイドルに負けない様、可愛い表情を研究中の影山さん。どういう感情で表情を作っているかさっぱりわかりません。
「こんな感じにすればどうかしら?」男性キラーの浜田さんは、影山さんより上手なようです。
「違う違う。こうやってやるのよ。」永峰さんの悪ふざけが始まりました。「おい、バカ巨乳。そんな顔で板の上に立ちやがったらぶっ殺すぞ」たまらず演出の荒井さんが突っ込みます。
「だいたい何よ。こんな格好した上に、現役アイドルの20年後なんて役回り、コントをやらされてるようなもんじゃない。」やさぐれた30代たちが堂々と愚痴ります。
「いや、意外と私は違和感なくできてると思うし」影山さんの勘違い発言に、主役が硬い拳で制裁を加えます。
そんな30代たちのピンショット。普段は銀座でハイボール片手に中森明菜を熱唱する、絵梨香役の永峰あや。
普段はオフィスでオジさん上司たちを転がす、小夜香役の浜田えみこ。
休日は朝からビール片手に引きこもる、友香役の影山美香。畳があると布団が無くても寝っころがります。
では、新旧ペアーでツーショット写真集。まずは主役・絵梨香の二人組。ビフォーアフター感をお楽しみください。
似せポイントは、おでこの広さ。八の字眉毛の純粋な女子高生が東京で擦り切れて変貌を遂げた様子が、眉毛の険しさでうまく表現されています。
上京の際に彼氏と別れ、帰郷してからはスナックの小ママになった小夜香のペア。
似せポイントは前髪のパッツン。田舎で髪の色を落とし、水商売に変貌を遂げた様子がうまく表現されています。
他の二人とはテイストの違う、腹ペコキャラの友香のペア。
20年後も殆どキャラがかわらなかったこの二人の似せポイントは、見た目ではなく、やはりキャラ。お肉大好き♪
6人そろって集合です。照明さんも若干、後ろの三人に光を強めにあててくださっています。ありがとうございます。
ここからは小道具を使っての撮影です。物語冒頭の、カルピスぶくぶく合戦をする絵梨香と小夜香。
30代絵梨香。マイクをもってカメラ目線。今度の歌は聖子ちゃん。
舞台上に飾られていた豊富な小道具を使っての写真。招き猫でニャンニャンポーズ。
ニャンニャンポーズだったら普段からやりなりてる私よとばかりに小夜香のお色気ポーズ。
ガチョウの置物をみながらアヒル口を練習する友香。3人とも努力の方向が少し痛くて健気です。
多くの観客を泣かせた、高校生絵梨香とキジのツーショット。
高校生小夜香の私服バージョン。子どものような笑顔に癒されます♪
続いて、高校生小夜香とキジのツーショット♪のれんから登場。
高校生友香とキジのツーショット♪この子は少し、影山さんに毒されてしまってますね。残念です。
実はこのキジのはく製、女子には「リアルすぎる」「怖い」と大不評。みんな、おっかなびっくりしながら扱っていました。
再び肉塊と現在友香。思わず食べたくなるようなリアルな小道具でした。もちろん食べれません。
肉塊と高校生絵梨香。「こんなお肉を、お腹いっぱい食べれたらいいな~」リアル現役アイドルなので、夜中にこんなお肉を食べるとマネージャーに叱られるんだそうです(泣)
黒電話と絵梨香。「夏休みの宿題?7月中に終わらせたよ。手伝ってあげようか?」
お客さんからも「あの小道具かわいい!」と好評だった猫の置物と、小夜香。
「上京したら暮らす新秋津って、どんなところかな?」一つ先は埼玉県の所沢という駅。残念ながら、ほぼ東京ではない僻地ですよ。
ガチョウのつがいと友香。アヒル口のレベルは影山さんとどっこいどこいですね。
夏のアイテム扇風機と、友香。渋味のある年代物の扇風機を用意してもらいました。
でました!CoCoのラストアルバム!物語はこのアルバムから始まったのです。
えー、ここからは、少し、ベリーベリーメンバー以外の写真も。テレビ番組なら視聴率が下がるところですが、ちゃんとこの後もちょくちょく若い女の子たちの写真を混ぜていますので、まだまだ見てくださいね。
ふすまから登場。キジこと荒井志乃。うちの座長です。今回も大いに笑いを作ってくれました。
かわいいオバちゃん・絵梨香の母親はつえ。割烹着が似合います。
はつえと現在の絵梨香のツーショット!
はつえに調理されたキジ肉にむせび泣くキジの精霊。美味しく調理してもらったので、嬉し泣きだそうです。
近所のオヤジこと大作と、その息子の勘亮。しょっちゅうこの家にあがりこんでグダグダやって帰ります。
大作のピンショット。隣で農家をしているそうです。
絵梨香のことを心配している勘亮。心配もしているし、お腹もすいています。
山中でキジをゲットし、凱旋の吉見マネージャー。捕まえたのはいいけど、食べ方がわからず持ち帰りです。
キジと目があうマネージャー。「なんかコイツ、この後、化けて出てきそうだな。ははは。気のせい気のせい。」
汚い顔の写真が続いたので二人のツーショット。特に脈絡はありません。
振付師のキッコさん。口癖は「振付の才能と踊る才能は別ものよ」
厳しくも、生徒思いのキッコさん。意外とベリーベリーはキッコさん大好きです。
既にオネエの片りんが丸出しだったキッコさん。特大のコケシにうっとり。
「調子はDo?」のポーズを真似る座長。キッコさんの台詞と一致しないフリの動きが、大いにお気に入りなのです。
そんなエバーミュージックをまとめるのは、後ろの御手洗社長。当時の肩書はまだマネージャーです。
解散前のベリーベリーから彼女らを追いかけるカメラ小僧の野々村。三人がしているのは、ベリーベリーのポーズ。二本指を二つ掲げて「V・V」とのことですが、ベリーベリーのスペルだと、「B・B」なんですよね・・・。
幻のショット。高校時代のベリーベリーと野々村。嬉しそうですね、野々村さん♪
勘亮、絵梨香のツーショット。この後、二人はくっついたのでしょうか?
ついでに大作、はつえのツーショット。ここはまあ、ずっとこのままの仲良しさんですね♪
オフショット写真スタート!開場前の客席です。左側・黒Tシャツの客席係ヅマちゃんは、毎日、満員の開場をきれいにまとめてくれました。お陰で全ステージ、スタート押しがほとんどなく開演♪♪感謝!!!
開場前の楽屋。この部屋に14人の演者がつめこまれていました。
差し入れのカレー焼きパンをほおばるゆりあちゃん。後ろにレジェンド妖怪がいるので、妖怪ウォッチャーは入手しておくとお得です。
メイクが完了したイケシュンこと池田俊介。はつえ役のマチャミも気合十分です。
綱っちに触れて役のイメージを膨らませるイケシュン。綱っちは本気で嫌みたいですね。
楽屋の三人。こちらは大人バージョン。
楽屋の三人。こちらは子供バージョン。
「なんだ?もうすぐ開場か?」寝起きで台詞を忘れないよう、ちゃんとしてくださいね、ちん太郎さん。
あ!ゆりあ、また食べてる!!マネージャーには内緒です。昼と夜の二回公演はお腹がすくんです。
楽屋で流行った遊び。全員でジェットコースターにのって、グンって下るときの顔!お題は「チンサム」。
もうすぐ開演!舞台前に集合です。
開演前の小道具チェック。仕切りは市田さん。プリセットの抜けがないか、全員で確認です。
あれ?もしかして杏ちゃん緊張してる?いや、この三人に緊張はありません。杏ちゃんは単純に寝起きでボーっとしているようです。
さあ、いよいよ開演!!みんなで気合を入れて、あとは開演を待つだけ。今日も楽しんでもらうぞ~~~~!!!!
突然ですが、今回ベリーベリーが歌った「真夏のスカート」はらちゃかんのオリジナル曲です。クオリティが高すぎてありものと思っていたお客様も多かったようです。作詞は藤田秀明がしましたよ♪
終演後は、オリジナルCDを販売しました。あと、お客様から要望も多かったらちゃかんTシャツも新デザインで販売!お陰さまで今回作った分は全て売り切れです。ご購入頂いた皆様、ありがとうございました~~~!!!
物販会場にて、お礼のベリーベリー集合ショット!すべてのステージが満員御礼、Tシャツも完売。本当にありがとうございました!!
今回はいろんなオフショット写真も販売。たくさんのご購入を頂きました。ありがとうございました!
終演後は劇場で酒盛り♪楽しかったね~~(゚∀゚)
ではでは、終盤になりましたので、好評だった舞台セットを、素敵な照明とともに何枚か。
栃木の田舎の家庭をリアルに再現♪今回も素敵な舞台セットでスタッフさんに感謝!
舞台そでの登場通路までセットの建込みがリアル♪
しも手そでの通路もこんなセッティングが♪
押入れの中の段ボールは、千秋楽だけ、こんな落書きが。開けた藤田氏はビックリして速攻で閉めたそうです(笑)
千秋楽が終われば、すべて片付けてしまわれる運命の舞台セット。バラしも終わり、跡形もなくなった小劇場B1です。
御来場頂きました全ての皆様に感謝!本当にありがとうございました。次回公演も、是非、お待ちしております♪
■CAST
【川澄恵梨香】永峰あや 【中村友香】影山美香 【矢吹小夜香】浜田えみこ
【川澄はつ江】成瀬まさみ 【森山大作】高野ちん太郎 【森山勘亮】三浦ヤスタカ
【吉見栄】藤田秀明 【御手洗和彦】綱川敦 【きっこ】池田俊介(立体再生ロロネッツ)
【野々村優作】市田ヲサム 【精霊】荒井志乃
+tic color:【川澄恵梨香】橋本ゆりあ 【中村友香】高田杏奈 【矢吹小夜香】星奈未玖
■STAFF
作・藤田 英明 演出・荒井 志乃
舞台監督・米野 直樹 舞台美術・米野 直樹 照明・木下 尚己 音響・石井卓真 楽曲・須賀 勇介 yuna 宣伝美術・髙野ちん太郎 撮影・上野 紘史郎 制作・上野 蓉子 丸山 沙緒里 製作・らちゃかん
※パソコンで見ると、公演のスライド写真もご覧頂けます。